水素水は効果なし、「ただの水」というのは本当か?

水素水は「ただの水」というのは、本当か?

 

「水素水は効果なし!」「水素水はただの水。」など、今、多くのネットのサイトでこのような表現が目立ちます。

 

本当にそうでしょうか。

 

 

見かけは、ただの水と見分けがつかない水素水。これを悪用する業者も多い

 

分子状水素を溶解させた水素水。この水素水は、無味無臭、おまけに無色です。アルミパウチに封じ込まれた水素水をみても、見かけはただの水と変わりありません。

 

炭酸水であれば、栓を抜いた時に「シュポ」という音がします。栓を抜いてコップに移せば、コップの底から炭酸の泡が湧き上がってきます。コップにも無数の泡が付着します。ひと目で炭酸水とわかります。

 

ところが、水素水にはこのような現象が見られません。「溶存水素濃度判定試薬」という、大まかな水素濃度を判定する試薬がありますが、少なくとも、このような試薬を使わない限りは、本当に水素水なのかどうかの判別はできません。しかし、多くの方は、そもそもこのような試薬がある事自体、ご存じないでしょう。

 


溶存水素濃度判定試薬。水道水に試薬を投入したところ。
青色のままです。

 


水素が含まれている水であれば、このように試薬のもともとの青色が透明に変化します。

 

 

水素水はこのような特性ですので、見かけや試飲だけで、「ただの水」と「水素水」を判別することはできません。

 

ですから、このような状況を逆手に取って、普通のタダの水を「水素水」偽って高額な値段で販売している業者もあるのです。

 

既に3年前と古い資料にはなってしまいますが、2013年2月28日号の週刊文春には、このような記事が掲載れました。

 

 

ペットボトルに充填された水素水も要注意!

 

水素という元素が、宇宙で最も小さく最も軽い元素であることは、中学校の理科の時間で習ったとおりです。つまり、水素を豊富に含む水を作ったとしても、この水素は速やかに放散して抜けてしまうという特性があるため、この水素水を充填する容器にひと工夫凝らさない限り、あっという間に水素が抜けてしまい、ひいてはただの水になってしまいます。

 

水素水を販売している業者の中には、容器のコストを出来るだけ抑えるためか、水素水を通常のペットボトルに充填して販売しているところもあります。充填時は水素水だったのかもしれませんが、時間が経過すれば、ペットボトルから水素が抜けて、結局タダの水になってしまいます。

 

 

 

このような事情から、液体の水素水(主にアルミパウチ型)を購入する場合、本当に水素水が充填されているのか、その濃度はどれ位かは知っておく必要があります。気になる方は、販売元のホームページ経由でエビデンスを入手されると良いでしょう。

 

このように、「水素水」が「ただの水」と言われてしまうのは、
◆水素水が無味・無色・無臭といった特性を持っているため、タダの水と見分けがつかず、これを悪用した商がある
◆水素水らしきものをペットボトルに充填して出荷。ユーザーが実際に飲むときには水素が抜けてしまって、ただの水状態になっているから
というのもあります。

 

 

活性水素水と水素水は違う

 

また、市場では、「活性水素水」「マイナス水素イオン」などと称して、「水素水」を販売している業者も見受けられます。

 

他にも、「活性水素水」と「水素水」を混同しているケースが多く見受けられますが、その違いの説明は専門的になりますので、以下のサイトをご覧ください。

 

太田成男のちょっと一言「活性水素水と水素水は別物です」

 

「『水素水』はかつてブームを巻き起こした『あの水』と同じだった」…産経ニュース記事に日本医科大の太田成男教授が反論

 

 

水素水飲用に関わる否定的な論評に関して

 

参考にして頂きたいサイトを掲載しました。ご興味のある方は、是非、御覧ください。

 

日本水素水振興協会のホームページ
に掲載されているコメント(一番下の「過去の事務局だより」から2016を選択し、ページが移動したら、「2016年6月の事務局だより(第35号)」のコメントをご覧ください。

 

水の科学研究会第12回講演会 水素水医療・美容シンポジウム2016 講演抄録
もご参照ください。

 

 

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